2016年7月26日火曜日

Venge ViAS ファーストインプレッション。

S-WORKS Venge ViASのインプレッションを書いてみようと思います。


第一印象です。
eTAPオモシレーでした。
はい。Venge ViAS関係ないですねw
eTapのインプレはまた別に書きます。
アレはイイ物だ。

正直まだ乗り込んだとは言えないので大した事は書けません。
それでも分かったことをつらつらと。

とりあえず硬いです。剛性的な意味で。
そりゃあ硬いです。あたりまえに硬い。

けど、見た目とか一般的なイメージより硬くない。
試乗の時の印象より硬くない。
多分、ホイールのせいだと思われる。
あとはクランク。

試乗車についてたのはアルテのクランクにホイールはRoval CLX64。
アルテのクランクはDURA程じゃないにしろそれなりの剛性が有ると思われる。
そしてアルミとカーボンの踏み味の差。
REDのクランクはヘタしたら跳ね返してきそうなフレームの剛性を
いくぶんマイルドに仕上げてくれてる気がする。

そしてホイール。
CLX64がどんなホイールかというのはイマイチ分からないけど、
リムハイトや性格からして硬めのホイールであることは想像に難くない。

対してMERCURIOは大人しめでしなやかなホイール。
LOOK 675とのコンビでかなり良い仕事をしてくれます。
ガチガチのBMC SLX01+キシリウムSLSしか知らなかった私に
しなやかさとかバネ感を教えてくれたホイールです。

で、Venge ViASと組み合わせるとどうなの?というと。
イイ風に言うと硬さを和らげてくれる。
アカン風に言うと鋭さをスポイルしている。
という印象です。

試乗時にはもっと鋭い加速をしていたような気がします。
もっと硬い乗り味だったような気がします。
もっと矢のように真っ直ぐ飛んでいったような気がします。
少しイメージと違います。
硬めでよく進むというホイールで使ってみたいなぁと激しく思います。

現状でも素晴らしくよく進みますし、加速しますし、そして硬いです。
フレーム的にはしなりを全く感じさせずに踏んだ分だけスーッと進みます。
安定した直進性もかなり感じます。

ダウンチューブからBB、チェーンステイの剛性はかなりのモノ。
後ろ三角の硬さを感じますね。

ただ、加速感は思ったよりモッサリしてます。
あくまで試乗したときの記憶との比較で、ほんの少し、ですが。

今まで一番加速感がスゴイと思ったのはカーボネックスHRですが、
アレをカミソリとするなら今のVenge ViASは鉞(マサカリ)に感じる。
重いとは言っても鉄の様な重さはないのでカーボンの鉞だけど。
ホイール変えてもう少し軽い鉈くらいにしたいなぁ。

下りの剛性感も素晴らしい。
コーナーで車体がよれる感じがありません。

LOOK 675はBBの高さからかヒラヒラと舞うようにコーナリング出来て
慣れればコーナーの切り返しが気持ちいいバイク。

Venge ViASはBBが低いのか低重心。
気持ち、倒しこむのに力がいります。
倒しこめばフォークの剛性の高さからか狙ったラインを外さない系。
シューッと曲がっていきます。
ただ、まだ慣れてないのでちょっと怖い。

加速で言うと下りの加速がヤバイです。
明らかに今までは出なかった速度が出ます。
無論、エアロポジションとってアウタートップで軽く回したりはしますが。
ロードレースでは武器になるでしょうね。死ぬかも知れませんが。
はりちゅうをコレで出たかったわ。

向かい風でもフレームは風の抜けが良く感じます。
上体を伏せないとあんまり意味ないですが、それでも抜けてる感はします。
気のせいかも知れませんが。。。


次は乗り心地的な話。
まだ、ロングに行ってないので150kmを越えるような時にどう感じるかは分かりませんが、
乗り心地は決して悪くない。
試乗車よりも良く感じています。
無論快適とか、振動が感じにくいとかいうレベルの話ではありません。
振動はありますが、それなりにカドを取ってくれてるので不快感はあまりありません。
Madone9の方がいいのは間違いありませんがね。

これもホイールとタイヤの違い。
と、サドルもPowerサドルじゃなくてRominなのでそれもあるのかも。


S-WORKSのPowerのパッドは一番硬いレベル1。Rominはレベル2です。
ちなみにPower Expertはレベル2。
Venge Pro ViASについてるのはPower Expertのレールでパッドはレベル1という特殊仕様らしいです。

レベル1パッディング:バイクと身体が最も直接的に連結される、一番低いレベルのパッディング。
レベル2パッディング:中密度のフォーム(発泡素材)。クッション性がプラスされた乗り味。

多分、ケツや振動的な意味ではロングでも大丈夫。
そもそも乗ってる人はSLX01でブルベをファストランで完走出来る人だからw
脚の残り具合的な意味ではきっと売り切れるのは速いはずw

ハンドルも硬いです。
下ハン持って力入れてもしなりが少ない。
それでもカーボンなんでアルミハンドルよりかは振動は伝わってきませんし
常用してもなんら問題はないレベルです。


あとは皆さんが気になると思われるシステムとしてのメンテナンス性とかの話。
組みやすさとかそう言う話は今回はショップで組んでもらったのでわかりません。
が、もっとも組みにくいバイクの1つだと思います。
LOOK795がトップだと思うけど。
ただ、今回はeTapで組んだので幾分楽だったんじゃないかとは思いますが。
工賃もちょっと安くしてもらいましたしw

マニュアルとかはしっかりしてるので自分でも組めたとは思うんですが、
何度もコレを組んだ人間と自分では結構差が出るんじゃないかと思ったのが
今回はショップで組んでもらった理由。
eTapを自分で組みたい欲望はかなりあったけど我慢しました。

で、実際に特殊なのがハンドルステムヘッド周りのワイヤリングとあのブレーキな訳ですね。
ワイヤリングに関してはやっぱりノウハウがあるらしく、
ハンドル無いのアウターの長さとかで抵抗が低減したりとかあるらしいので
組んでもらって正解だったような気がしてます。

Madone9と違ってハンドルとステムが別体なので交換となっても被害は少なくて済みます。
ハンドルは3万ナンボとか聞きました。
Madone9の7万とかよりマシですね。そのぶんステムがクソ重いですが。
サイジングのサイトで現状のバイクから出したサイズでピッタリサイズ出せたので
すでにポジション出せてる人なら問題ないでしょう。

ただ、ハンドルの角度を変える程度なら問題ないですが、
高さやブラケット位置の変更となるとワイヤー交換ってなってくるので大変です。
多分、変えないと思いますけどね。


あまりしたくないですがブレーキの話。
引きは重いです。
試乗車より重く感じるのでワイヤー違いもあるかも知れません。
試乗車は多分、シマノのポリマーコートのヤツ。
私のはSRAMの普通っぽいヤツ。GoreRideOnとかではなかった。

効きに関しては普通に効きます。
DURAのブレーキを自分のバイクで使った事がないので
よく使われる比較の話は出来ませんが。普通に効きます。
少なくとも3Tのカーボンリムとイエローキングを使ってる限りでは。
イエローキングの特性かコントローラブルとは言えませんが。
お金を使ってもイイという心の余裕が出来たらブラックプリンスに変えると思います。

微調整という範囲ではフロントはダイヤル式のアジャスターがついてますし
リアはアウターにアジャスターをかましているので問題ないです。
左右の強さも芋ネジで調整可能です。
トーイン調整のようなモノもできます。
リム幅にもよりますがワイドリムならタイヤ幅と変わらないので
緩めるまでもなくホイールが外せるので問題ありません。

ただし、調整幅は少なく感じていて、
20mm程度のアルミリムと24mmのカーボンリムの両立は難しいかなと。
24mmのリムとCLX64の29mmとかいうスーパーワイドリムも当然難しそう。

メンドくさいので画像はありませんが
Venge ViASにはブレーキのカートリッジがワイドリム用の薄いのと
ナローリム用の厚みがあるのが付属しています。
で、それだとリムのブレーキゾーンに合わないのが出てくるので
オフセットシューがそれぞれオプションであって合計4種類のカートリッジがあることになる。
詳しくはこちら参照

つまりはホイールによってカートリッジを使い分けないとダメなレベルに
ブレーキの調整幅が狭いってことになります。
ワイヤーの調整幅だけで言うと2mm程度ならなんとかなりそうなので、
運がよければワイドな方にあわせてアジャスターで調整はできるかもしれない。
そんなレベルの話です。

まぁ、ホイールを交換とか考えなければ大した問題にはならない話ですけどね。
しかし、チューブラー1本のみってのもなかなかツライわけで。
普段履き、ロング用のクリンチャーに履きたいときもあるよね。
そんな時は他のバイクで出かけましょう。
そんな人向けのバイクなんだと思います。


最後に。
大金突っ込んだのに重い=剛性がある。
自分のポジションを把握出来ている=ハンドルステムの調整交換が必要ない。
ブレーキがクセモンだけど我慢出来る=エアロ!!
と言うような人であれば、デメリットではなくメリットとして感じれるので
最高にカッコ良くてアグレッシブなVenge ViASと付き合っていけるんじゃないかと思います。


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Discがナンボのもんじゃいという強い気持ちも必要です。
全然悔しくなんか無いですけどね。


2016年7月22日金曜日

Venge ViAS のスペックをまとめてみる。

渾身のニューバイクのVenge ViASのスペックを書いていきます。
購入を検討されている方などは参考になるかもしれません。


まずは全景。
フレームカラーは『SATIN CARBON/RKT RED/LT BLUE/WHITE』
艶消しカーボン/ロケットレッド/ライトブルー/ホワイト
カッコイイですね。


逆サイド。
サドルは未調整で今はもう少し後ろで水平気味。


正面から見るとペラペラです。
出っ張っているように感じるブレーキやシートステーなんかもほとんど見えません。



コンポは話題のSRAM RED eTAP。
Venge ViASとeTAPの組み合わせを思いついたときにコレだ!と思いました。
フレーム含めてのインプレッションはまた別で書きます。


オプションとしてBlipsというスイッチを増設しています。
海外記事の翻訳であろう紹介ブログなどでBlipBoxがないと使えないと書いてあったりしますが
TTバイクなどでシフターを付けない場合は必要(BlipBoxとディレイラーをペアリングする)
なのであって、シフターとケーブルで繋げば問題なく使えます。

各シフターには2コ分のケーブルがさせるので上ハンにも増設可能です。
クランプもありますがVenge ViASのハンドルには付きそうもないw

バーテープはスペシャライズドのS-WRAP ROUBAIX BAR TAPE。
カラーはフレームの差し色に合せてティールというカラーです。
バーエンドが安っぽいのがイマイチ。



フロントディレイラー。
各社の電動パーツの中ではカッコイイ部類に入ると思います。
プラッチックが安っぽいですが、微妙にエアロを気にした形状に見えます。


リアディレイラー。
カーボンのケージにセラミックベアリングのプーリー。
ワイヤーが出ないところに最大の魅力を感じます。
この写真では分かりにくいけどチェーンステイがゴンぶとです。


クランクはSRAM参加のQUARQのRED eTap GXPモデル。170mm。
昔で言うところのアカチン○ですね。

チェーンリングは定番となった52-36T。
地味になったクランクのデザインは目立たなくて悪くないけど
チェーンリングは金属の質感に欠けるカラーでイマイチ。
旧モデルのシルバーにすれば良かったと思う。


S-WORKSのフレームにはOSBBのCeramicSpeedのベアリングが付いていますが、
今回はあえてそれをキャンセルしてのPraxisworksをインストール。
金がなかったので楽勝で鉄球ベアリングです。

TRiPEAKやWISHBONEを使ってみたかったけど
金がなかった・・・orz。
ちなみにクランク回す度になんか音してますけどね?


ちらっと写ってたのでついでにペダル。
LOOKのKeo Blade 2 クロモリ 16Nmです。
そろそろスピードプレイを試してみたかったけど
675と2台分買う金無いし、ましてやシューズを買い足すお金もないので。

フレームやコンポに合せて16Nmのレッドをチョイス。
メチャクチャ硬いので素人にはお勧め出来ません。
赤くしたいなら黄色を買って塗るのが正解。



サドルはRomin Evo Pro
Specializedグレードです。
納車の日に新しいS-WORKSグレードのが売ってあって悔しかったです。

最初はPowerサドルをチョイスしてました。が。
試乗した結果かなり良さそうな感じでしたが、アレはこれより4cmほど短い。
前乗りを多用する私には前に乗れなくなると困るのでこちらに変更しました。


上からS-WORKSが見えるのがニクいです。
フレームの赤とは色が合ってないので黒でも良かったかなぁと思いますが、
今回は攻めのカラーなのでまぁイイでしょう。



チラチラ見えてるのでスピードセンサーも紹介しておきます。
Venge ViASにはQuarqのパワーメーターをつけたのでケイデンスはそちらから拾えます。
(ちなみに最近のQuarqは加速度センサーを内蔵してるのでマグネット無しで使えます。)

で、センサーどうするかって話でGarminのケイデンス共用のヤツは廃盤で入手困難。
新型のハブに巻くヤツは見た目が好みではないし高いので却下。
スピードセンサーだけのを探すことにしました。

ボントレガーのヤツが投げ売りしてればよかったけど、店頭在庫は見当たらず。
フラッと入った近々閉店予定のショップで何の気無しにワゴンセールを漁ってると
半額でサイクルオプスのセンサーを発見。
なんとケイデンスとスピードセンサーをスイッチで切り替えられるという逸品。
エエモン見つけました。

タイラップはフレームカラーに合わせてライトブルーです。
でも、やっぱりセンサー邪魔くさいね。
ここはTREKが羨ましいと言っておこう。


ハンドル周りに行きましょう。
Venge ViASといえばあのグネッとアップライズしたハンドルが有名ですが、
アレだと2.5cmも高くなるためポジションが出せないので0ライズをチョイス。
初期装備は芯芯で42cmだったけど40cmに変更。


専用のマウントと合せて平べったくエアロ感満載。
レックマウントのパーツを使えるかと思ったけどネジの位置が合わず。
レックマウントの専用品を付けるか迷うが見た目は純正品が好み。
ただ、サイコンしか付かねーので使い勝手悪し。

このハンドルはステムの極近辺しか丸パイプの部分しかないので
ライトの取付けも困るレベルです。
一応、CATEYEのマウントは付きますがハンドルに干渉します。
ここらへんもTREKの方が気が利いてるなと思います。


ステムは初期装備は85mmが付いてましたが95mmに変更。
ハンドルを0ライズにしたことによりスペーサーを全抜きすると
下がりすぎそうだったので5mmだけ入れてます。

が、シフターとの相性か取付け位置のせいか、
思ったより下がらなかったので全抜きでも良かったかも。
ヘッドパーツ関連はかなり充実してるのでまた今度紹介します。
充実しててもコラムカットした時点でほぼ用ナシですけどね。

Madone9の場合はステム上にスペーサー詰めるので、
ここでもTREKの方が融通が利くと思います。


ステム後部です。
ボルトは前部からハンドルを貫いての二本締め。


フレームのヘッド下、フォーククラウン部分が出っ張っていて
フレームとフォークが干渉するので90°もハンドルを切れません。
輪行の時に大変そうです。
下の画像の丸いシールはキズ防止です。


フロントブレーキ。
これがVenge ViASの一番の特徴と言っていいかと思います。
Madone9のように一体型のデザインでもなく、
LOOK 795ALなどのようにフォーク内蔵でもなく、
フィンのように空力パーツにしてしまったというアイデア。


フォークには金属のマウントが埋込まれててかなり重いです。
ケーブルはヘッドを通ってフォーク内部から出てくる模様。
簡単には調整出来そうにない構造です。

このワイヤー部分の出っ張りが干渉するので
フレームを凹ましてるところにコダワリを感じますね。


フロントブレーキにはアジャスターが付いています。
一応は左右のバネの調整出来ます。



リアブレーキ。
こちらは変わった形をしたVブレーキといった感じ。
ワイヤー側にアジャスターが付いてますし、ワイヤー自体を引くのも難しく無さそう。
このバイクでワイヤーが露出してるのはこの部分だけ。


VENGEロゴのとシートクランプ。
余計な物が外に出ないのは当然の流れ。


フォークはかなり扁平した楕円形状でゴツイです。
下りで剛性感アリアリ。



このシートステイがエロいです。
エアロフレームに多い形状ですが一番ナメらかでエロい。


当然の事ながらUCIの認定有り。



このフレームにはS-Works Rib Cage II Carbonというボトルケージと
ボトルケージと一体になる工具が付属してきます。
もう一つ同じのを付けたかったけどメーカー在庫切れ。
しかたないのでライトブルーの差し色があったプラッチックのを付けておきました。
長めのツールケースを付けると傾いてくるのでイマイチ。


フロントディレイラーのケーブル用の穴。
使いませんのでふさがったままです。


リアディレイラー用の穴。
ここは何も付いてないそうなので穴が空いています。


なんかに付いていたというキャップを付けてもらいました。
これで雨が降っても中にはほとんど進入してこなさそう。

あ、スプロケはSRAM のPG-1170というFORCEグレードの11-25Tです。
メッキ仕上げですこぶる安っぽいです。

残念なので詳しく触れてませんがホイールは手持ちの3T MERCURIO 40 LTDです。
ええ、お金がなかったんですよ。


まとめます。

フレーム:S-Works Venge ViAS Module
ハンドル:S-Works Venge ViAS Module
バーテープ:Specialized S-WRAP ROUBAIX BAR TAPE
ステム:S-Works Venge ViAS Module
サドル:Specialized Romin Evo Pro
シートポスト:S-Works Venge ViAS Module
ブレーキ:S-Works Venge ViAS Module
ブレーキシュー:SwissStop FlashPro Yellow King (3T)
ブレーキワイヤー:SRAM RED eTap Set
シフター:SRAM RED eTap Shifters
             :SRAM eTap Blips 150mm
フロントディレイラー:SRAM RED eTap Front Derailleur
リアディレイラー:SRAM RED eTap Rear Derailleur
クランク:SRAM RED Quarq Power Meter
チェーンリング:SRAM RED 52-36T
BB:Praxisworks CONVERSION BB OSBB
チェーン:SRAM RED 22 Chain
スプロケットSRAM PG-1170 11-25T
ペダル:LOOK Keo Blade 2 Cr 16Nm
ホイール:3T MERCURIO 40 LTD CS
Fタイヤ:Continental Grand Prix 4000 S II Tubular 22C
Rタイヤ:SCHWALBE ONE Tubular 24C
ボトルケージ:S-WORKS RIB CAGE II CARBON
                   :Specialized ZEE CAGE II SIDE LOADING LEFT DT




気になる重量は7.7kg。
サイコンマウントとボトルケージ×2、スピードセンサー付きです。
一部ケチってるけどトップグレードをブチ込んだ割りに重すぎwww


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2016年7月17日日曜日

Venge ViAS 買いました。

Venge ViAS 買いました。


大事な事なのでもう一度書きますが、

Venge ViAS買いました。

 

くやしいスペックは次回に続く!!


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2016年7月11日月曜日

続・Madone9について調べてみた。

Madone9に興味がない人はとりあえずこの動画見ればいいと思うよ。





前回はフレームサイズのことを書きましたが、
今回は少し突っ込んだ内容にしていきます。
実際には買ってないのでネットで調べた情報ですけどね。

ニュースサイトに乗ってるベクターウイングがどうこうとかの話は
基礎知識として知ってて当然ということでここでは触れません。


フレームのカットモデルです。
コントロールセンターの中身はこんな感じです。
Di2のバッテリーはタイラップ止め。
充電は上のフタ通して外から出来るらしいですね?

私は多分、今の世代のシマノ電動にはしないので関係ない話ですが。
モデルチェンジしたヤツには対応出来るのかな?
フタを作り替えたら対応出来そうだけどTREKがそれを売ってくれるかですね。
2017モデル買ってねとか平気で言いそう。


こっちは紐仕様のカットモデル。
ここでアウター受けてアジャスターが外から触れると。
取り回し考えてるからワイヤーの引きの軽さに影響はないとかあるとか。

たぶん、組む人によっても変わるんじゃないかなぁ。
アウターの長さがマニュアルで指定されてるとか言う話だけど
何台も組んだことがある人と初の人とでは差が出そう。

しかも、確かに長さは指定されてるけどスペーサーは考慮されてないという。
組立てマニュアル参照。


ブレーキの話です。
Aeolus D3がリム幅が27mmとかなりワイドな仕様です。
当面買うつもりはありませんが、Madoneに一番似合うのはこのホイールだろうなとはおもいます。
あまり好きなデザインではありませんが。
前のデザインの方が好き。

ま、ホイールの話はどうでもいいんですが、
気になるのはこの専用ブレーキの使い勝手。
マウント自体は汎用のダイレクトマウントみたいだけど
どう考えてもこれしか付きませんからね。

で、この画像見たら分かりますけど
センタリングは下のネジで調整可能。
遊びというか幅の調整も上のネジで可能です。
遊びに関しては結構広いらしいのでワイドリムとナローリムでも共用できる可能性が高いです。


ちなみにMadone9の標準仕様となってるPARADIGM ELITE というホイールですが
日本では販売してませんが本国のサイトには載ってますのでスペックが分かります。
(ちょっと前に販売開始してますね。)

PARADIGM ELITE 外幅 24mm、内幅 19.5mm F/642g R/822g 合計1464g
RACE X LITE 外幅 24mm、内幅 17.5mm F/642g R/798g 合計1440g
RACE LITE 外幅 23mm、内幅 17.5mm F/670g R/848g 合計1518g

ついでにまとめてみました。
リムは外幅が24mm、内幅が19.5mmとなっています。
RACE X LITEやRACE LITEだと外幅が24mmと変わりませんが
内幅が17.5mmなのでワイドなホイールという情報は間違ってないようです。

PARADIGM ELITEからRACE LITE に変更すると39000円安くなります。
RACE LITE が81000円ですから120000円相当のホイールと言うことでしょう。
安ホイールでいい気がしてきますね?
もしくはPARADIGM ELITEにして売り払うというのも手ですね。

脱線しました、ホイールはどうでもいいんですよ。
要はリム幅の違うホイールを使い分ける場合、遊びの調整がどうなのかということでした。
多分問題無さそうです。
私はディープはMercurioが23mmなのでほぼ調整無しで使い廻せそうですけどね。
キシリSLSはナローなので要調整ですが。


開放レバーに関してはきちんとあるようなのでホイールの脱着は問題ないでしょう。
つーかワイドリムの場合25Cとか入れてなければそのまま抜けますけどね。



続いてはリアのブレーキマウントの話です。
上のタイプはサイズが50と52でシートステイが凹んで
その位置にブレーキがマウントされています。



54以上のサイズはヘコミが無く通常の形状。



フレーム単体のいい画像が見当たらなかったんでこれくらいしかないですが、
52以下と同様のブレーキ型のブリッジにマウントするようで
ブリッジがシートステイ上面より下になっていて多少はブレーキが隠れるようです。

52以下と54以上で形を変えてるのはナニか意図があるんでしょうけどね?
剛性や強度なのか?それとも空力に関わってるのかは分かりませんが
フレーム単体で見た場合は凹んでない方が美しいけど
凹んでるのもエアロ番長な感じで悪くないよね。

たぶん小さいサイズはスローピングがキツイからこうしないとダメなのかな?と想像。


ちなみにブレーキはカバー付いてるみたいで
裸だとこんな感じみたいです。


ハンドル周りに行きましょう。
サイズは知りませんが379gほどらしいです。
そんなに大きくは見えないのでここらへん近辺でしょうね。
通常の軽量ステムに軽量ハンドルとよりも軽いかもね?って感じ。
値段は72000円とかしますけどねww
サイズ選びは最初が肝心。完成車だと選べませんからね。


で、ワイヤー類はハンドルの中を通って
フォークの間を通ってフレーム内部に入っていきます。



ハンドル抜くとワイヤーも引き抜かないとダメな仕様なので
スペーサーが分割式の専用品が付いてきます。
全部で1cmと0.5cmがあって全部で4.0cmだったかな?

でも、スペーサーの長さ分ワイヤーの長さも変わるから
抜き差ししたらワイヤーも交換しないとダメなんだろうなぁ。
5mm下げるとかならなんとかなりそうだけど、タッチ変わりそう。
困った乗り物だぜ。


あとはライトやサイコンマウント関係。
リアはFlare R Tail Lightが専用のマウントで付くようです。
フロントのマウントはブレンダーマウントとか言うのが何種類かついてきて
GarminマウントとかGoproマウントが付けれるようです。
GoproマウントがあればCATEYEもアダプターでイケるので安心。
どうせならワイヤレス化したいけどマドンのハンドルにこのリモコンつかないよね?




ISOSpeedについても調べました。
すでにDomaneで効果は実証済みですが、
Madone9のはチューブインチューブと言う
チーズインハンバーグ並に美味しそうな構造をしています。

ここのベアリングを支点にしてしなるのは分かるけど
中身どうなってんのよ?って感じですよね。



カットモデルも見てみても中のパイプがどうなってんのか分かりません。
宙ぶらりんの訳はないと思うんですけど、どうも意図的に隠されてるような気がしますね。
Domaneだと単にシートチューブとトップチューブが一体化されてないって言う話なんで
分かりやすいんですけどね。



色々探してたらこんな動画を見つけました。
よく分かりませんがTV番組なのかな?


結局はBBに細いチューブを接合すると。
んで、その上を覆い被せるように太いパイプで更に接合。


外のパイプはトップチューブ、シートステイと接合されてる所で終了。
中のパイプはベアリングを支点にシナる訳ですね。
結局中のパイプはBBから出発してトップチューブ等とは接合されず
シートポスト(マスト)に繋がってると言うことになります。
Domaneと同じ構造で外にカバーがあるだけと言うことですね。
スッキリしました。


オマケですが、P1に出すとフォークのコラムに勝手に
こんな絵を描いて送ってくれたりするらしいです。
正直、こんなん描いてたら嬉しいよね。


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だいぶ前に書いて熟成させていた記事なので内容が少々古いです。
今はP1の内容も大分変わりましたね。
コレを売ってくれたら買ったのになあ。