2014年9月19日金曜日

けいはんなサイクルレース参戦記 その2。レース編。

前回の続きです。
いよいよ前走のC5Lも終わり、スタート地点へ向かいます。
先頭に並んでいたけど、両隣の方が前に出てサンドイッチ状態になりかける。
このままでは危ないし、先頭キープできそうになかったので、
『真ん中にいますよー』とアピール。
気付いて頂いたようで、スタート地点で先頭のど真ん中に陣取った。
下の写真の最前列手前から3番目です。

funwindさんに頂きました。ありがとうございます。
あとはスタートを待つのみですが、コレがまた長い!
ノドはカラッカラで、心臓もバクバク言ってます。
スタート地点でもSONESAN親子が見えたのでちょっと和ませてもらいました。

カウントダウンが始まっていよいよスタート。
クリートも無事に一発でハマってくれた。
最初は第2コーナーまではローリングスタート。
のはずが結構な人数に抜かれたような気がする。

こちらのYoutubeで確認できますが、10番手以降にはなってる感じ。

ちなみに、第1コーナーで『ラインキープ!!』って声出したけど
周りは『シーンッ!!
諦めずに第2コーナーでも『ラインキープ!!』って言ったけど
シーンッ!!!
反応は無かったけどみんな意識してくれたと信じたい。

バックストレートの登りでようやく集団がバラけはじめる。
私は先頭を牽くつもりは全くなかったので
適当に速そうな人を探して後ろに付いていくようにした。
横に3列くらいのラインが出来てたような記憶。

急勾配エリアに入って更にバラバラ。
ここで遅れるわけにはいかないのでダンシング入れて
ススッと前の方に出ておく。

なんとか3番目くらいで登り終えた。
前の方とは2メートルくらいのギャップ。
ここで追いついていないと下りで力を使ってしまうから
ちょっと踏んで4コーナーまでに追いつく。

下りは前の方に付いて行くのみ。
先頭の方はきつかったのか後ろに下がっていった。
1周目は3番手くらいで走行。
第1コーナーにはそのまま入っていった。
(上のYoutubeの45秒付近で2周目。
コメント頂いたパシャさんの後ろを走ってた記憶があります。)

こちらもfunwindさんに頂きました。

ここらへんでSONESAN親子が観戦してたようですが、
私は余裕のある顔をしていたらしく、イケそうだと思ったらしい。
ぶっちゃけ、下りで体力温存できたので余裕あったと思います。

第2コーナーで先頭の方がガンって音をさせて
アウト側に1メートルくらい吹っ飛んだ。
多分、ペダルをヒットさせたんだと思われるが、
落車はせずになんとかそのまま復帰。



バックストレートの緩坂もツキイチで付いていく。
ANDさん提供の動画でも確認できますが、
ここでも余裕があり、調子に乗っていたようです。
ANDさんが撮影してたのを気づけてたので周りも見えてたみたい。
ちなみに3番手で親指立ててる真っ黒いのが私ですね。恥ずかしい。

徐々に後ろから何名かが上がってくる。
急勾配に入って何名かに抜かされはじめ、
また先頭が離れてたので、ダンシングで加速。
2番手あたりで登り終える。

正直、そんなに脚を使った感触もなかったので
そのまま行けるかと思ったけど、
ここでシッティングに移行して一息ついてしまった。

先頭を追おうと思ったけど、もう一歩が出ず。
あとから考えると脳汁出てて感じてなかったけど、
それなりに脚に来てたんだろうと思われる。
1周目で追いついたから2周目も追いつけると思ってたのもあったかもしれない。

数メートル離れたまま4コーナーを曲がる。
ここらへんでもう一名に抜かされたと思う。
残すは最後の下りの直線が800mほど。

ここまではほぼ理想通りの展開で、脚は残せてたし
あとは下りで誰かの後ろについてゴール前でスプリント勝負。
ってのが思い描いた展開。

漫画のようにスプリントしたら追いつくものだと思ってたのに、
実際には追いつくどころか前2人が離れていく始末。
とりあえず、ギアを上げて踏んでいく。
ココでの最高速が53km/hほど。
ケイデンスは125rpmで回してたようです。

途中で、流石にケイデンス高いので更にギアを上げる。
そしたらやっぱり脚が終わってたのか踏むのがキツイ。
ギアを落として回転型に戻します。

ここらへんで、もう前には追いつきそうにはないので諦める。
このレースの主人公では無かったようだ。(ノД`)シクシク
3番目ってのは把握できてたので、守りきれば表彰台はイケる。
ミラーで後ろを確認するけど、後続が見えない。
後ろを振り返ったら、後続とは結構差があった。

ここで、追いつかれてはタマらんとダンシング入れるけど
全く加速する気配なし。
それもそのはず、下ハンダンシングなんか練習したこと無いし。
あとは110rpm以上のケイデンスで回してたのでダンシングの意味なかった。
重いギアを使ってダンシングで加速が正解だったはず。
スプリントなんか普段しないので完全に経験不足だな。

距離が800m。時間にして1分にも満たないほどだけど、
全くゴールが近づいてこない。
ローラー台で1分もがくのに近い感覚。
この順位は絶対に渡したくない!
あとは死ぬ気で回すのみ!!
うぉぉおおぉぉお!!!

ようやく、ゴールが見えてきた。
もう一度ミラーで後ろを確認するが近づいてる感じは無し。
最後は49~48km/hほどで走行してた模様。
少しだけタレたけどようやくゴール。
思い切りガッツポーズしたい気分だけど、
3位と言うこともあり片手で小さくガッツポーズ。

ゴールした瞬間から脚が全く動かない。
両足全てが痛い。熱い。
経験したことのない感じでした。

あとから最大心拍数を見てみたら188bpm。
死ぬほど出し切ったと思ってた十三峠の時で
最大だと思ってた185bpmを3拍も更新してしまった。

ゴールしてから1コーナー曲がってけいはんなプラザの裏側へ。
1位と2位の方に追いついたのでご挨拶させてもらいました。
けど、向こうからしたら私が3位という認識はなかっただろうな。

1位の方とは約7秒差。2位の方とは約5秒差。
50km/hだと1秒間に13m位進むので100m近く離されたか。
4位の方とは約2秒差あったようなので25m位の差はあったみたい。
見事に一人旅。
ゴール前のスプリント勝負とか憧れてたのに・・・

ちなみに某おかんさんは下りで数人ブチ抜いて、
最後も48km/hほど出してたようですので、
下りだけで言えば私とほとんど同じくらい出してたようです。
さすがはトライアスリート。

で、なんとかけいはんなプラザの敷地に戻ってきた。
ロードから下りるのも一苦労。脚が上がらん。
半分、ロードに突っかかりながらトボトボと歩いて戻ります。

そしたら、途中でSONESAN息子が出迎えてくれた。
3位だった?みたいに聞いてくれたので、3位やでって返事する。
応援してくれてたようで感激しました。ありがとうね。

テントの方に戻る途中で、SONESAN息子に脚が上がってないと突っ込まれたww
他人から見ても分かるくらい歩けてなかったようだ。

表彰台の近くまで戻ってANDさん、SORAさんとも合流。
預かってもらってた荷物を受け取り、ようやくドリンク飲んで落ち着けた。
しかし、喉というか気管付近が焼けるように痛かった。

とりあえず、しゃがみ込んで休憩。
キツかったけど、出しきったった。

目標は先頭集団に着いていく。
あわよくば6位以内の入賞したい。くらいだったので
3位は正直、想定外。
マジで嬉しい。マジで嬉しい。

って3位って賞品あるんちゃうん?
オレ自走なんですけどーーー・・・


レース編はここら辺で終わりにします。
次回はレース後、帰宅編です。


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※今回のデータは最高速がまた100km/h越えてたし、
Garmin切るの忘れてて長々と記録されてたので前後を編集したデータです。
ちょうどレースの区間と同じくらいになってると思います。

10 件のコメント:

  1. 某おかんですこんにちは(笑)

    余裕の手上げですなwwww
    急坂でも25km/hくらいまでしか落ちてない~いいなあ。
    今度教えて下さい、登り方^^;

    自分の姿も確認できました!
    うーん、走る位置が悪い!(笑)なぜ並走しているのか・・・毎回勉強ですね~たまには誰かと走らなあかんなw

    ・・・堺浜まで練習に来ませんか?(厚かましいwwww

    返信削除
    返信
    1. RUMIOKANさん。こんばんは。

      サムズアップは恥ずかしい限りです。
      前週に転けた坂は斜度15%以上ありましたからね。
      あれくらいの距離の坂なら問題なしでした。十三峠の方がキツイです。
      濡れ濡れのグレーチング無かったですしwww

      登り方は教えるほどではないですが、ヒルクライムのTTは効果があったと思います。
      ただ登るよりもタイム意識した方が強度高まりますし、モチベーション上がりますね。
      私も坂好きじゃないですよ。苦手の克服でのヒルクライム練習のつもりです。

      やっぱりトライアスロンのドラフティング禁止が身についてるのでは?
      私は鈴鹿でドラフティングの魅力にとりつかれたので人の後ろばっかり付こうと思ってしまいました。

      堺浜行ってみたいですねー。
      機会があれば、ご一緒しましょう。
      もしくはご実家に来られた際にヒルクライムに行ってもいいですけどねww

      削除
  2. はじめまして。表彰台おめでとうございます。
    私、2枚目の写真、先頭に写ってる男です。
    「ラインキープ!」の声のたびに、心の中で「ういーっす!」って言ってました。
    きっと、みんなもそうだったと思います。

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    返信
    1. CAPさん。こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      おお、先頭の方ってことは1周目の下りで先頭牽いてた方ですかね?
      私は人の後ろばっかりだったので情けない限りです。

      声かけはちゃんと聞こえてたんですね。
      みなさんがそう思って頂いてたのであれば嬉しい限りです。
      私も事前にお話聞いていなければ、声かけできなかったと思います。幸運でした。

      また、どこかでご一緒する機会があればよろしくお願いします。

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  3. 僕はあの上りで前に出るつもりが、前も横も詰まりまくっててダメでしたorz
    次はもっと上手く走るぞ~!

    声出しは周りが出していなくても、少なくとも自分がいる位置のアピールにはなるので、絶対に積極的に出すべきです。
    次はC4でともに声を張り上げまくりませう♪

    返信削除
    返信
    1. 住友輪業さん。こんばんは。
      C4は集団が大きかったので位置取りが重要なんでしょうね。

      私は次は鈴鹿エンデューロなのでそちらでも声は出していきたいですね。
      次にご一緒出来るレースあれば声張り上げますよ!

      削除
    2. 改めて、入賞おめでとうございます。
      あの日は本当にいいものを観せて頂きました。
      レース初観戦の息子も大興奮でした。
      ホントすごいね~。

      削除
    3. SONESANさん。おはようございます。
      その節は応援頂いてありがとうございます。
      おかげでスタート付近ではずいぶん緊張和らぎました。
      ゴールしてから息子さんが出迎えてくれたのもかなり嬉しかったです。

      また、そのうちご一緒しましょうね。

      削除
  4. ラインキープの所が読んでて面白かったですが、実際は虚しかった事でしょう(笑)
    でも知り合いが応援してくれるってのは力になりますよね。
    実際にレースに出て(出ることないけど)、周りに知り合いが一人も居ないとちょっと固まると思います。
    次もいい成績が残せるよう頑張って下さい。

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    返信
    1. はやしさん。おはようございます。
      ラインキープは少し悲しい気分になりましたが聞いて頂いてたのであれば良かったです。
      たしかに同レースに知り合いいればもっと楽かもしれないですね。
      次出るとしたらC4なので、ここで知り合った人とでれるかもです。(笑)

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匿名での投稿はキライなのでお断りです。