2015年1月31日土曜日

3T Mercurio 40 LTD STEALTH CS。ホイールフォトインプレッション。

3T Mercurio 40 LTD STEALTH CS。
うっかり手を滑らしたホイールのフォトインプレッションです。

購入の経緯はこちら

AKI WORLDの公式HP
服部産業のHPのキャッシュ
モデルチェンジしたので本国のHPにも掲載なし。

AKIのはノーマルカラーでノーマルベアリング。
服部産業のはステルスカラーでセラミックベアリングの模様。

恐れ多くてまだフレームに付けてないんですよねぇ。
タイヤ、チューブラーテープ、バルブエクステンションは準備済みですがw
初チューブラーは緊張するわ。


まずは全体写真。
ステルスカラーなので真っ黒。
ちょっと地味かなーとは思う。
ノーマルカラーのほうが回転した時に白のラインが面白そう。


ハブには誰が作ったかわかるように
サイン入りの保証書がついてる。
MIKEとEDOが作ってくれた模様。


余計なものを剥がした状態。
全裸ですね。
黒のラインが反射してくれたら面白いのに。


リム。
ユニディレクションカーボンですね。



リム幅は23mm。
リムハイトは43mm。
(2/18 追加しました。)
エアロ系のU字のシェイプです。



このホイールの特徴はハブ側にニップルがあり、
リム側では受けを作って引っ掛けるという構造。

・ハブ側ニップルなので外周部の重量軽減。
・リムに穴を開けないので強度が高い。
・リムの内周部が薄く作れる。
・タイヤを付けたままでも振れ取りが可能。
・余計な穴が開いてないので中に水が溜まりにくい。

上記のようなメリットがある模様。

ENVEのリムが良いと言われる理由の一つに
スポークホールを後からドリルで穿つのではなく
最初からモールドして穴を開けているというのがあるけど
このリムも同じような理屈になるんだろうと思われる。


スポークポケット部分のアップ。
結構深く作られてるようだ。
スポークは最強スポークで知られるSAPIM CX-Rayのストレートプル仕様を使用。
Front 18本、Rear 24本。
ブラックのほうがスポークの値段高いので得した気分w
予備は付属してなかったので買うと1本3.25ドル。高けぇww


スポークポケットの内部はこんな感じになってるらしい。
(こちらから画像をお借りしました。製造工程が見れて面白い。)
スポークポケットにこれだけカーボン使ったら結局重くなりそうな気もするけど・・・

何個か上の方の写真を見てもらったら分かりやすいけど、
カーボンシートの繋ぎ目に合わせてスポークポケットを作ってるらしい。
やはり後からじゃなくて最初からこの構造ありきで1から考えて作ってるっぽい。

ニューモデルのORBISは素材変更によりリムの剛性が上がったらしいが
その分重くなってるそうなのでこっちで良かったかなと思う。



フロントハブ。
丸いエアロ系の形状。
横のプラッチック外したら中にニップルが入ってると思うが
外し方がよくわからず。
一回バラしてみたいな。


リアハブ。
この形がカッコいいんですよ。
ノーマルカラーのアルミ丸出しのほうがイイ感じだけど。
スポークはフリー側クロスの半フリー側ラジアル。左右12本ずつ。

ハイローフランジのように見えるけど
スポークの角度を考えてこの形になったんじゃないのかなぁ?

『正面から見た時にスポークのクロス幅が大きく取られることで縦方向の衝撃を和らげながら、
 横方向の剛性を高めてくれるという構造だ。』(cyclowiredより引用)

理屈がよく分かりませんが良さそうです。(*´ェ`*)ポッ



リアハブのフリー側。
フランジの造形がタマりません。
やっぱりここはシルバーのほうが削り出し感があって良かったなぁ。

このホイールを選んだ大きな理由がこのフリー。
EdcoのMultisysというフリー(ハブごと?)を採用してて
Shimanoとカンパニョーロのスプロケに両対応してるという画期的な製品。

BMCがシマノ、LOOKがカンパの私にピッタリで、
このホイールをどっちにも使いまわせることになる。
まぁ、キシリウムSLSと併用するならブレーキシューの問題出てくるけどね・・
つーかキシリのフリーはどっちにしようか悩む。


リムの内部。
さすがにバルブホールは後からあけてる模様。
中心にチューブラーの縫い目用のヘコみ有り。


なにげにリムを見てたら不審な文字を発見。
CeramicSpeedとか書いてる!!!
アイツ、送り間違えやがったか!?
返品交換とかめんどくさいから黙っとくか・・・

とか思って注文した時のメール見るとタイトルの通り品名が
『3T,Wheelset,Mercurio 40 LTD STEALTH CS,Carbon,Tubular,2014』
って書いてる。
CSってCeramicSpeedのことやったんか!!www

まさかトップブランドのセラミックベアリング入っててこの値段とは恐れ入りました。
国内定価32万(税別)の軽く半額以下の値段でしたけどww
例の青いグリース買わないと。(ノ´∀`*)



とりあえず体重測定。
重量はフロント 570g。リア 774g。合計1344g。
公式が1350gなので下回ってるのは優秀。

つーかMERCURIO LTD 60の方でも実測1390gとか1400gらしいので
リムハイトが20mm違うのに1本で25gぐらいしかリム重量変わらないのね。
それなら60mmで良かったような気もするけどさすがに横風の影響受けやすそうだし、
普段使いにって感じじゃなくなるからこっちで正解かな。
見た目的には60mmのほうがイカツクなるけど。

やっぱりこのリムはスポークポケットと外周部で重量がかさんでて
中間部分はペラペラだからあんまり重量変わらないんだろうなと思う。

今時のカーボンチューブラーとして1344gってのは軽くはないけど、
ハブニップル仕様の効果ってどれくらいあるのかなぁ。
アルミのニップルなら3個で1gとかのレベルなんで軽くなってせいぜい8g。
大きいような小さいような・・・

リムテープとリムセメントの重量差の方が大きいような気がするな。
ましてやシーラント入れたら更に重くなるわけだし。
まぁカーボンディープは見た目が重要なので気にしないようにしよう。
走ったら分かるかな?


付属品。
スポークテンションのチェックシートがついてます。
なんでラジアル組のフロントがこんなにバラけてんねん。
これは品質OKなレベルなんだろうか・・・
リアはほぼ円に近いのに。


付属品の中身。
シマノとカンパにそれぞれスプロケ用のスペーサーが付属。
あとはチタンのクイックと3T別注のSwissStopのシュー。


Flash Proってことはシマノ用のシューっぽい。
カンパは2015年モデルからカートリッジがシマノ互換になったらしいから付くんじゃないかと期待。
つかなかったらカートリッジをデュラのに変えるか・・・
ネジついてる方が安心できるし。

amazonさんによると
『SWISS STOPメーカーのFLASH PRO Yellowと3Tブランドのコラボレーションモデルです。
 全天候型カーボン&アルミリム用。』
とあるけどちょっと前のYELLOW KINGと同じかな?
ワイドリムに合わせて高さとかカスタムしてるんだろうか?

イエローは675に合ってていいけど、
熱的な対策も兼ねてFlash EvoのBlack Princeにしたいなぁ。
しかし高すぎる・・・


付属のクイック。
チタン製らしい。



体重測定。
重量はフロント用が37g。リア用が39g。
安い軽いで有名なDixnaのとかより重いけどクイックは固定力が大事なので気にしない。
Mavicのなんて前後で100g以上あるしね。



最後にホイールバッグ。
結構丈夫そうな素材で悪くなさそう。
中にはポケットとハブの位置に補強有り。


というわけでつい手を滑らして大変なことになったホイールの紹介でした。
早く乗ってみたいなぁ。


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